鉄は鉄だけでは吸収されない！？
こんにちは！
Style Lab整骨院・整体院の大久保です！
今回は鉄の吸収過程についてお話ししたいと思います。
前回の投稿では、女性は血液が体外に定期的に出ていくために鉄分が失われやすいんだよっていうことと、そのために男性に比べて貧血(鉄欠乏性貧血)が多いんだよっていうことをお伝えしました。
そしてその改善のために『鉄を摂ろう！』という方が多いのではないか、ということをお話しして、今回につながります。
『鉄は、鉄だけでは吸収されません。』
結論からお話しします。
『鉄は、鉄だけでは吸収されません。』
えー！！そうなの！？っていう方、たくさんいらしゃるかと思います。
鉄のサプリを飲んでいたのはなんだったのか…と若干思いますね。
鉄剤を飲んで、トイレで便の色を見た時に『黒っぽい』と感じた方もいらっしゃるかと思います。
それ、鉄です。
せっかく飲んだのに吸収せずにそのまま外に出てしまったんですね。
では、どうすればいいのか？という話になるのですが、ここで重要なのが実は『たんぱく質』なんです。
血漿といって、血液の中に含まれる血球成分(赤血球とか)を除いた時に残る液体成分の中に『トランスフェリン』と呼ばれるものが存在します。
このトランスフェリンが『鉄の運搬・貯蔵』を行うたんぱく質なのです。
つまり、『鉄は、たんぱく質と結びつくことで吸収される！』ということ。
そのため、普段からたんぱく質を摂れていない方は、鉄を摂ろうとサプリを飲んだり食事を気をつけたとしても、鉄は吸収されていなかった可能性があります。
そしてこのトランスフェリンの中でも最も強力と言われているのが『ラクトフェリン』なのです。
女性の方は特にこの『鉄分不足』を引き起こしやすいので、鉄分のサプリを摂るだけでなくたんぱく質もしっかり摂れているか？を確認してみてください。
ですが「私ってお医者さんから貧血って言われたことないよ？」
っていう方、多いですよね。
それもまた、思わぬ落とし穴があるんです。
次回、『隠れ貧血』についてお伝えします！
目指すのは身体の痛みや不調からの”卒業” 表面的な痛みを取り除くだけではなく、その痛みを引き起こす原因となる箇所を特定しアプローチしていきます！マンツーマンの施術で不調からの卒業に向けて寄り添います！
こんな方にオススメ「頭痛」「肩こり」「腰痛」「四十肩・五十肩」「ギックリ腰」「骨盤矯正」「猫背矯正」など皆様のカラダのお悩みを解決します。
